読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

LITERALLY

知っておくと楽しい知識をまとめて紹介

死にたくなる程の挫折を経験した時のために、知っておきたいこと。

http://www.flickr.com/photos/8179532@N03/2045952119photo by Light Knight

数十年間生きていれば、努力では乗り越えられないほど苦しい経験をすることが、だれにでもあると思う。何気なく生活しているときからすると、想像できないような辛い経験だ。

一部の人たちはそれを乗り越えられず命を絶ってしまう。人生に真剣であればあるほど挫折や苦難は重くのしかかってくるものだ。そんなときに知っておくと随分楽になる考え方があると思う。

 

先日、ハーバード大学の心理学者ダン・ギルバートのTEDプレゼン動画を見た。テーマは邦題で「私たちが幸せを感じる理由」。今までTEDの動画を多く見てきたが、その中でも最も衝撃的な内容だったかもしれない。


ダン•ギルバート:「私たちが幸せを感じる理由」 | Talk Video | TED.com

 

ポイントと印象に残った部分をまとめてみる。

人類には心理的な免疫システムのようなものがある。

 

人間の認知プロセスシステムは、自分の世界をより良いものに感じられるように 世界の見え方を変えてくれる。

 

人生における最大のトラウマがその人に及ぼす影響について

それが3ヶ月以上前に起こったとすると、多少の例外はあるにしても その人の幸せにはなんの影響も与えない。

 

下半身麻痺になった人と、3億円の宝くじを当てた人の1年後の幸福度を比べてみると、同等の幸福を感じている。

f:id:tsukuruiroiro:20140909143439p:plain

 

幸せには2種類ある。自然発生的な幸福と、人工的幸福。

自然発生的幸福とは欲したものが手に入ること。人工的幸福とは欲したものが手に入らなかったときに自ら作り出す幸福。

 

社会では、「人工的幸福は二流の幸福である」という強い信念が横行している。その理由は、欲しいものが手に入っても入らなくても 私たちが同等の幸福を感じるならば 経済のエンジンは回らなくなってしまうから。

 

 人工的幸福は、自分が望んでいるものを手にする自然発生的幸福と同じくらいリアルで、長続きする。

 

 過去が未来に与える影響はほとんどない。人は限られた選択肢の中でも、免疫力で幸せを作り出せる。

 

ぼくたちは何か大きな苦難があると、そのことにいつまでも苛まされるような気がしてしまう。だけど実際には、仕事で昇進してもしなくても、大学入試に受かっても落ちても、1年後には幸福度は変わらないのだ。

このことを知ってから、ずいぶんと生きるのが楽になった。死にたくなるほどの苦難や挫折を経験しても、なんとかなる。重くとらえすぎる必要はない。

ぼくたちは結局、幸せになるために生きているのだから。