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発想が素晴らしい『BRUTUS』の特集テーマネタをまとめてみる

http://www.flickr.com/photos/7940758@N07/11600298156photo by MIKI Yoshihito 

『BRUTUS(ブルータス)』といえば「マガジンハウス」が発行するライフスタイル情報誌。美しいデザインやハイセンスな特集テーマから、少し大人向けの雑誌というイメージがある。

月2回ペースという高頻度の発行に関わらず、特集テーマのネタがいつも秀逸で「これは読みたい!」と思わせてくれる。

今回はブルータスのバックナンバーから特に秀逸な特集テーマをまとめてみようと思う。もしかすると、ブログやメディアの記事ネタを考える際の参考になるかもしれない。 

 

『あんこ好き』

あんこ好きの人のための特集。こしあんや、つぶあん等種々のあんこについて熱く特集されている。ニッチ具合がすごい。

 

『男だってディズニー』

意外と多いディズニー好きの男性向け特集。アトラクションの設計図などが載っていたりと、いつもと違う角度からディズニーランドを見ることができる。

 

『島で暮らすとしたら』

都会に住んでいる人だれもが一度は憧れる離島生活。その具体的な始め方や、離島生活の現実について教えてくれる。

 

 

『せつない気持ち』

映画、文学、音楽、アート、ノンフィクションなど様々な世界から泣けるエピソードを集めた特集。表紙はフランダースの犬。

 

 

『美しい言葉』

Mr.Childrenの歌詞、9.11の犠牲者の妻に向けた最後の電話、太宰治の手紙…。著名人の名言をはじめとして、マンガの名セリフや音楽歌詞まで、様々なところから美しい言葉を集めた特集。

 

『ぼくのともだち』

他の雑誌では特集にまずならないまさかの『友達特集』。「ソーシャルメディアは友達を作りやすくしたか?」「友達とのいい話」など友達関連の記事がひたすら載っている。

 

『猫である』

猫の写真を大量に集めただけではなく、血統のことから種類のことまで徹底的に猫を掘り下げた特集。猫好き必見。

 

『井上雄彦』

スラムダンク、バガボンド、リアルなど傑作漫画を描き続けている井上雄彦の特集。スラムダンクの未公開ネームなどが載っていて、井上雄彦作品ファンにはたまらない。ひとりの人にスポットを当てていく特集には他に「糸井重里」などがある。

 

『集まって住む』

TV番組テラスハウスの影響によって最近流行っていてシェアハウスなど、集合住宅を特集したもの。色んな同居の形を紹介していて面白い。

 

日本一の『手みやげ』はどれた!? 

 これは気になるテーマ。2006年と2011年に特集している。人気のテーマでもすぐには同じテーマで特集を組まないのは読者を飽きさせないための編集部のこだわりらしい。

 

『アウトドア大全』

カヤック、自転車、キャンプ…。新しい自分の趣味が見つかりそうな特集。

 

『親と子』

「あなたは、どう育てられてきたのですか?」「子どもを、どう育てているのですか?」という質問を色んな世界の人たちにしていく特集。表紙を見るだけでなんとなく切なくなる。

  

『庭 ラブ』

庭にスポットを当てた珍しい特集。未来の庭、都市の庭、アーティストの庭…など様々な形の庭を紹介している。

 

『一世一代の旅、その先の絶景へ』

「知識として胸に抱えていた旅を、いつの日か本当の旅に。」南極など行ったこのある人が少ない秘境にスポットを当てている。「人生で一度は行ってみたい世界の絶景」系の書籍は多いが、BRUTUSが特集すると一層魅力的に見えてしまうのはなぜだろう。

 

BRUTUSの守備範囲の広さには本当に驚く。みんなが気になっていたけど、あまり知らなかったテーマを掘り下げていく雑誌は他にないのかもしれない。

BRUTUSの編集長である西田善太さんはインタビュー でこう話している。

企画を作る、特集を作るのは、「時代を読んでいる」というほど大仰な話ではないんです。

モヤモヤした感覚があるときに、それをくくるような言葉を1つ選ぶ。漠然とした感覚を、ヒトコトで表す。そうすると引っかかる人には引っかかります。売れると思ったものが売れなかったり、売れないと思ったものが売れたり。全部が思い通りではないけれど、そこからわかることがたくさんあるわけです。

東京編集キュレーターズ : BRUTUSが陳腐化しない理由とは? より

 

これからもBRUTUSの特集テーマが楽しみだ。