読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

LITERALLY

知っておくと楽しい知識をまとめて紹介

世界一周した僕が選ぶ「海外旅行でおすすめの秘境国とアクティビティ」ランキング10

旅行・アウトドア

昨年、8カ月間かけて世界一周をした。帰国してから随分時間が立ったが、今から振り返ることでよりはっきりと思い出せることもある。今回は、今までにぼくが訪れた国の中で海外旅行でとくにおすすめしたい場所をランキング形式で紹介しようと思う。

選んだ基準はだいたいこんな感じに分けられるかと思う。

  • 海外旅行で行くのが難しくない、かつ壮大な経験ができる国・地域
  • 人が親切だったり、ユニークだったりする国・地域
  • 景観が美しい、絶景が見れる国・地域

ちなみに、紹介する写真は基本的にぼくが旅中に撮ったもの。それでは1位から紹介していく。

 

海外旅行でおすすめの秘境国とアクティビティ 10

1. 秘境ラダックでホームステイ(インド)

f:id:tsukuruiroiro:20141002121848j:plainレーの宿から見える王宮

f:id:tsukuruiroiro:20141002121909j:plainレーからバスで7時間程で行けるパンゴン湖。ここでホームステイをした

f:id:tsukuruiroiro:20141002121924j:plain

ぼくが訪れた中で最もおすすめしたいのが、インド北部の山岳地帯「ラダック」。どこも標高は3000mを越えていて、雪をすっぽり被った山々と澄み渡った空が美しい。観光客の中にはリピーターの人も多く、「15年間毎年来ている」という日本人女性にも会ったほど(いろんな話を聞かせてもらって面白かった)。「風の谷のナウシカ」の舞台と言われるどこまでも広がる茶色の荒野は絶景で、毎日見ても飽きなかった。

ただ、ぼくがレーで最も気に入ったのは人の良さ。ヒッチハイクをすればすぐに車が止まるし、家が数軒しか建っていない小さな村をいきなり訪れてもホームステイさせてくれる。デリーなどの都市と大きく異なり、治安がとても良く、静かで居心地が良い。笑顔で挨拶をしてくれる人も多く、散歩するだけで楽しい。

 

ラダックへの行き方・おすすめの旅行の仕方

デリーから、ラダック中心都市のレーまでは飛行機で1時間ほど。時期が良ければ、往復の航空券を1万円程度になることも。レーを基点として、バスで格安で様々な地域を訪れることができる。個人的におすすめのパンゴン湖(写真2枚目)では湖沿いの小さな村で気軽にホームステイをすることができる。不安であればレーから「ホームステイツアー」なるものが出ているらしいので、それに申し込むのも良いかもしれない。

ラダックについては、ラダックでの取材をライフワークにしている写真家「山本高樹さん」が書いた「ラダック トラベルガイド」 がおすすめ。写真が美しく、読むだけで楽しい。

 

2. アマゾンでサバイバル生活(ブラジル)

f:id:tsukuruiroiro:20141002131432j:plainジャングルの中でハンモックをかけて寝る

f:id:tsukuruiroiro:20140914105611j:plain夕暮れになるとアマゾン川はオレンジ色に染まる

アマゾン川、アマゾンジャングルと言うと危険なイメージを持ってしまうが、そんなことはない。マラリアを媒介する蚊も奥地に行かなければ、ほぼ問題はない。ぼくを含め、殆どの人はツアーに参加して、現地ガイドとともに快適なアマゾン生活を送る。

小さなボートにのって、アマゾン川を進んでいくと見たことのないような動物や植物が多く見られる。真っ赤で大きな実をつけた樹木、枝に擬態する鳥、木の樹冠部にまで登るイグアナ…まさに動植物の楽園といえる場所。ジャングルの中でハンモックで寝泊まりするサバイバル生活もとてもおすすめ。これについては以前このブログでも書いたので興味のある方はどうぞ。

想像を超える秘境「アマゾン」でのサバイバル生活を写真で振り返る - Literally

 

アマゾンへの行き方・おすすめの旅行の仕方

ブラジルのマナウスという都市が基点となる。ぼくが行ったときはリオデジャネイロから往復航空券が3万円ほどだった。マナウスという都市にたどり着いたら、至るところに旅行代理店があってアマゾンジャングルツアーをアレンジしてくれる。4泊5日すべてのアクティビティ込みで1万円強だったのでわりとお得だと思う。

 

3. 野生動物を間近で見る(アラスカ)

f:id:tsukuruiroiro:20141002175420j:plain国立公園がクローズする直前の9月のデナリ。紅葉が美しかった。

f:id:tsukuruiroiro:20141002175421j:plain冬眠前のクマは野いちごを食べるのに夢中だった。

人生でもう一度行きたい場所の1つがアラスカ。どこに行っても期待を超える雄大な自然を満喫することができる。

ぼくがアラスカを訪れたのは『ぼくの出会ったアラスカ』という本を読んで、居ても立ってもいられなくなったからだった。1996年にヒグマに襲われ亡くなってしまった写真家の星野道夫さんが書いた写真たっぷりのエッセイ本で、読むと大自然に飛び出したくなる本だ。

アラスカで最も有名な国立公園が、デナリ国立公園。クマやムースなどたくさんの野生動物を間近で見ることができる。歩くのが嫌であれば、バスにのって国立公園の奥地まで進んでいくことができるし、ドライバーに声をかけて降ろしてもらえば好きな場所でトレッキングやキャンプをすることができる。運が良いと遠くに6000m級のマッキンリー山がくっきりと見える。

 

アラスカの行き方・おすすめの旅行の仕方

アラスカは思った以上に訪れやすい場所だった。アメリカのシアトルから、アラスカのアンカレッジまで飛行機で4時間ほど。アンカレッジを基点に様々な絶景スポットに行くことができる。おすすめの場所のざっくりとした説明だけしておく。

● デナリ:アンカレッジから鉄道やバスでアクセスできる。

● スワード:氷河やクジラなどの野生動物が見れるクルージングが有名。アンカレッジから鉄道かバスで。

● フェアバンクス:オーロラツアーは大抵ここから。アンカレッジから鉄道で北上。

 

4. パタゴニアで大自然を味わう(アルゼンチン・チリ)

f:id:tsukuruiroiro:20141002131433j:plainエル・チャルテンからトレッキングして見たフィッツロイ山

f:id:tsukuruiroiro:20141002131436j:plainパタゴニアの基点となる町エル・カラファテからアクセスできるペリトモレノ氷河

南極の上部でチリとアルゼンチンにまたがるパタゴニア地方。1つめにおすすめなのが、トレッキング。1枚目の写真はエル・チャルテンという町から日帰りでトレッキングして見た景色。トレッキングルートが整備されており、ガイドなしで好きなときに好きなルートで登ることができる。ぼくは一人でエル・チャルテンに4日間滞在し、気がむいたときに気が向いただけトレッキングをしていた。大自然を独り占めしているようで贅沢な気分を味わうことができた。

もうひとつのおすすめ(というより王道)が2枚目の写真のペリト・モレノ氷河。どこまでも奥に続く氷河は圧巻。夏期には氷河の崩落を見ることができ、その迫力は凄まじい。

 

パタゴニアの行き方・おすすめの旅行の仕方

とりあえずアルゼンチン側のエル・カラファテという町にまず行き、そこでバスやツアーを予約すれば良い(予約はほとんどいっぱいにならない)。エル・カラファテを基点にしてパタゴニアの大抵の観光地にバスで行くことができる。ペリトモレノ氷河を訪れるなら、BIG ICEという氷河の中を探検するツアーが超絶おすすめ。世界中でここでしかできない体験だ。

 

5.国立公園をレンタカーでキャンプして周る(アメリカ)

f:id:tsukuruiroiro:20141002175423j:plain映画でよく見る地平線。ここを車で駆け抜けるときに爽快感はスゴイ

f:id:tsukuruiroiro:20141002175422j:plainモニュメントバレーの朝日。一生忘れられないオレンジ色の世界だった。

「3〜4人での海外旅行はどこがおすすめか」と聞かれたときに、ぼくが決まって答えているのが「アメリカの国立公園をレンタカーでキャンプして周ること」。右ハンドルでもすぐに慣れるし、日本と違って高速道路(ハイウェイ)は無料、ガソリンも安い。

国土が広いだけあって、絶景が楽しめる国立公園が至るところにある。そして国立公園には大抵キャンプサイトが併設してあり、テントを張って焚き火でごはんを作るなど、アウトドアを心ゆくまで楽しめる。洋楽をBGMに、荒野にどこまでも伸びる道を車でとばしていくのは最高に爽快だった。

 

アメリカのおすすめのレンタカー旅行の仕方

1か月ほどあれば、ロサンゼルス〜ニューヨークまで横断できると思う。10日間〜2週間程度なら、ロサンゼルスで車を借りて、グランドキャニオン、モニュメントバレー、ヨセミテあたりを周ればよいと思う。途中でラスベガスに寄るのもおすすめ。なにもない砂漠から、綺羅びやかな巨大なラスベガスの町が現れる瞬間には感動するはず。国立公園の情報は日本語だとこのサイトが分かりやすい。

アメリカ国立公園 ランキング トップ 10 (U.S. National Parks - Top 10)

個人的に「地球の歩き方」はあまり好きではないが、『アメリカ国立公園の地球の歩き方 』は至るところで活躍してくれた。 

 

6. サガダの洞窟でインディージョーンズ体験(フィリピン) 

Looking back up another entrance to the cavephoto by Neal B. Johnson 洞窟内では写真を撮れなかったのでflickrから

burial cave coffinsphoto by jojo nicdao 洞窟内に残っている棺

少し無茶な冒険がしたければフィリピンのルソン島北部にあるサガダの洞窟がおすすめだ。日本では安全面の問題からまちがいなくできないような本格的な洞窟探検ができる。身体1つがギリギリ入るような岩の隙間に入り、滑りやすい石灰岩の上をライトを照らしながら慎重に歩いて行く。足を踏みはずしたらただの怪我じゃすまないようなところを進んでいくのはスリル満点だった。

 

サガダへの行き方・旅行の仕方

フィリピンのマニラから、バスでバギオ→サガダと乗り継いで行くことができる。運賃は合計で2000円〜3000円程。フィリピンでは時刻表が機能しておらず、気まぐれにバスが運行している。24時間バスが走っているルートは多い。サガダの町についたら、観光案内所のようなところで洞窟探検の予約ができる。町の雰囲気が良いのでサガダで1泊はするのがおすすめ。

 

7.マチュピチュまで自転車で(ペルー)

f:id:tsukuruiroiro:20141003163542j:plain

マチュピチュまで行く方法はいくつかあるが、日数をかけて少し苦労して辿り着くと感動はずっと大きくなる。有名なのは数日間ひたすら歩きつづける「インカ・トレッキング」だが、ぼくが体験してとても良かったのが「自転車とトレッキングを組み合わせた」行き方。基点となる町クスコはマチュピチュより標高が高いため、一度大きく下る必要がある。その”下り”を自転車で一気にやってしまおうというツアーがクスコから密かに出ている。ひらけた山道を、壮大な風景を楽しみながら自転車で猛スピードで下っていくのはとても爽快。

 

自転車+トレッキングでマチュピチュに行く方法

マチュピチュへ行くときに基点となる町「クスコ」に無数にある旅行代理店で「自転車とトレッキングでマチュピチュに行きたい」といえばどこでも手配してくれるはず。相場は4日間のツアーで食事・宿代・マチュピチュへの入場料などを含めて10,000〜15,000円程。

 

8. イグアスの滝で「三途の滝」を味わう(アルゼンチン)

f:id:tsukuruiroiro:20141002131435j:plain自然の恐怖さえ感じる「悪魔の喉笛」

世界三大瀑布のひとつ「イグアスの滝」。ナイアガラの滝にも行ったが、正直、イグアスの滝がその何十倍も迫力があり、美しかった。イグアスの滝はブラジルとアルゼンチンの国境にまたがっており、どちらからでも訪れることができる。アルゼンチン側には「悪魔の喉笛」と呼ばれる、視界すべてが滝に囲まれるスポットがある。そこでは滝壺が見えないほど深く、のぞきこむと頭がクラっとしてくる。上の写真はそのほんの一部を切り取ったもの。

 

イグアスの滝への行き方

行き方は簡単。アルゼンチンのブエノスアイレスや、ブラジルのリオデジャネイロから飛行機もしくはバスで1本で町まで行ける。町から滝(公園)まではバスが頻発しており、予約なしで乗ることができる。

 

9. カッパドキアで気球に乗る(トルコ)

f:id:tsukuruiroiro:20141002131437j:plain気球から見た朝日

f:id:tsukuruiroiro:20141003171222j:plain

トルコの観光地といえばやはりカッパドキア。お金は結構かかるが、カッパドキアまで行ったら気球に乗るべきではないかと思う。気球から見る、どこまでも続く地平線と、荒野をオレンジに染める朝日は圧巻。

 

トルコ・カッパドキアの旅行の仕方

トルコは海外旅行初心者にもおすすめの場所。観光大国なだけあって治安は想像以上に良いし、親日家のトルコ人も多い。トルコの首都イスタンブールからカッパドキアまでは、飛行機かバスで行くことができる。道路は綺麗に整備されていて、バスは会社によるが日本以上に快適だったりする。気球のツアーを申し込む際は、カッパドキアに旅行代理店が多くあるので、料金やプランを比べてみるとよい。料金は高くて20000円ほど。

 

10. 赤く染まるエアーズロックを見る(オーストラリア)

f:id:tsukuruiroiro:20161102125923j:plain

オーストラリアはケアンズ・シドニー・エアーズロックに行ったことがあるが、その中で最も気に入ったのはエアーズロックだった。褐色の砂の荒野にある町は小さくて、のどかで、散歩をすれば遠くに野生のラクダが見えることもあった。そして巨大な1枚岩のウルルは期待以上に美しかった。ぼくは、雲の影響で赤く染まるウルルを見ることはできなかったが、それでも十分楽しむことができた。運が良いとサンセット・サンライズ時に、本当に真っ赤になるらしい。

 

エアーズロックへの行き方・旅行の仕方

レンタカーで行くこともできるが、飛行機で行くのが一般的だと思う。飛行機はケアンズ、シドニーなどから飛んでいて料金はジェットスターで安ければ2万円程度。1枚岩のウルルは町から離れていて自力で行くのは難しい。ほとんどの観光客が、シャンパンを飲みながら赤く染まるウルルを贅沢に楽しむサンセットツアーやサンライズツアーに参加する。人気の観光地なので、ホテルやツアーはあらかじめ申し込んでおくのがおすすめ。

 

こちらの記事もどうぞ!

 

・ナショナル・ジオグラフィックの本を読むと旅欲が爆発しそうになります。

f:id:tsukuruiroiro:20150215174647j:plain

いつかは行きたい 美しい場所100