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《ブログ年収250万を超えて》SEOと収益化のために僕が実践してきたこと

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6ヶ月ぶりの更新になる。

2015年、ぼくはこのブログで11記事だけ書いた。それでも2015年のブログ収入は250万円を超えた。25〜30万円/月がブログの収入として入ってきている。このまま放置していても、しばらくは同程度の収入が入ってくるだろう。

ぼくには会社員という本業がある。いまは某外資系に勤めている。あくまでもブログはぼくの自分の思考や知識をまとめるためのトレーニングツールだ。趣味のひとつとも言えるだろう。副業というほど、肩に力は入っていない。単純に多くの人に読んでもらえるのは嬉しい。戦略を立て、その戦略がハマり、結果として収入があるのは嬉しい。だからぼくはブログを書く。
この1年間は少々忙しかったため殆ど更新できずにいたが、来年からまた再開していこうと思う。

 

ブログで実践してきたことを改めて振り返る

約1年前にブログについて以下の記事を書いた。このときから、ぼくのスタンスは殆ど変わっていない。とはいえ収入額は随分と変わったことだし、改めて振り返ってみようと思う。書きたりないことが山ほどあるのだ。

今回の記事では、①ブログの16ヶ月間の振り返りと、②ぼくが実践してきたいくつかのTIPS ③ブログに関する意見 の3つをテーマに書きたいと思う。 

 

1. ブログの振り返り

まず、このブログの”浅い歴史”を簡単に振り返ってみる。

  • 初更新: 2014年8月27日 (およそ16ヶ月前)
  • 更新記事数: Total 62(2014年: 52記事 / 2015年: 10記事)
  • 通算PV数: 347万ちょっと(最近だとだいたい30万PV/月弱)
  • 2015年1〜11月の広告収入: 約2,502,000円(ブログ年収は280万円程になるはず。税金で引かれると手取りは200万円を切りそうだ)
  • 利用サービス:①もしもアフィリエイト ②AmazonアソシエイトグーグルアドセンスA8.net (とくに②のAmazonアソシエイトと③のもしもアフィリエイトの収益が大きい)

 

月あたりのPVの推移/平均セッション時間/直帰率などは以下の図のよう。

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月あたりのPV数の推移に「月あたりの更新記事数(ピンク)」と「月あたりの広告収入(黃)」を並べてみると、下のようになる。

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ブログ開設から3ヶ月間は2日に1回くらいのペースで更新していたが、4ヶ月目の12月から一気に更新のペースが落ちている。なんとも悲しげな棒グラフだ。
それと反比例するように広告収入が伸びている。SEOが強くなったことが功を奏したことは明白だ。60足らずの記事数、かつこれだけ放置していても、月に25万円前後の収入があるというのは、我ながらなかなか効率的ではないだろうか。
というわけで、ここから少々上から目線で「ブログ運営で大切な◯◯のこと」的な文章を書くことを許して欲しい。

 

2. 長期的に収入を得るための本質的な方法

SEOを強化し、ブログで長期的に収益を上げる最も効率的な方法は、「読み手から信頼してもらえるようなコンテンツを作る」こと。これに尽きる。決してアフィリエイト広告の数を増やしたり、目立つ位置に置くことではない。
(広告を増やしても収入は大して変わらないはずだ)

ブログで何かを主張するというのは、読み手と知恵比べをするということだ。
ブログの広告収入額は「あなたの記事がどれだけ読み手を納得させたか」を表すパラメーターになる。読み手を唸らされることができれば、あなたのおすすめする商品を買ってくれる。さらに、記事をシェアしたり、読者登録をしてくれる。
あなたの記事に違和感を感じれば、どれだけ強く宣伝しようと、何かを買ってくれることはない。決してポジティブなシェアも、読者登録もしてくれない。

読み手の信頼を勝ち取ることが読者を増やし、バズを起こし、結果的に広告収入を生み出す。やはりコンテンツを磨くことが何より必要になる。

 

ではどうしたら良いのか。5つのアドバイスを下にまとめた。
殆どがわかりきったことかもしれない。「それができたら苦労しない」と思うかもしれない。しかし、長期的な視野に立てば、これらの本質的な取り組みが結局は効率的だと言えるだろう。文量の制約から、細かい方法論については今後別の記事にまとめていこうと思う。 

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(1) 論理一貫性を保つ

読み手は論理構造の不自然さを常に探っている。これだけ多くの記事を無料で読めるようになった今、読み手は自身で一つひとつの記事の信憑性を判断しなければならない。その信憑性を判断する上で、「論理的一貫性」は手軽な指標になる。

文法の間違いは誰でも多少起こしてしまうが、「論理的な矛盾」は論理的思考力があれば滅多に起こすことはない。そのことを賢い読み手は無意識のうちに知っている。主張が多くなれば少々の飛躍は仕方がないだろうが、突っ込まれたら答えられるくらいには筋の通った文を書きたい。

 

(2) 文章力を磨く

文体や文法は、記事の第一印象を大きく左右する。
記事を人に例えるなら、文体は「容姿」だろうか。中身(記事の内容)がそれ以上に優れていれば良いのだろうが、やはり容姿も判断材料のひとつになってしまう。それ次第では「生理的に受け付けない」なんてことになる。逆に言えば、文章力があれば、内容が少々薄くともカバーできるものだ。
読み手を惹きつけるために、文章力を磨こう。それだけで無数あるブログの中で頭ひとつ抜きん出ることができるだろう。


文章力向上のためのトレーニングの方法は、以前の記事で多少触れているので一部引用しておく。

ライティング力の向上といくつかのコツ

構成力と文章力はブロガーの必須スキルだ。なるべく短い時間で構成を考え、流れるような文章が書けるようになりたい。

このあたりは書くことで覚えていく部分が大きいが、基本的な原則は学んでおいたほうが効率は圧倒的に上がる。 文章力を鍛えるツールとしてお薦めしたいのは「考える技術・書く技術 」だ。この本で紹介されている論理展開の方法を意識しながら文章を書けば、記事の説得力は大幅に向上する。

論理的に筋が通った文章を書けるということは、論理的な思考ができている証拠でもある。 人間は言葉で思考をする生き物のため、文章力は顕著に思考力に反映するのだ。ブログで思い通りの結果が得られなかったとしても、鍛えられた文章力は今後の人生で必ず活きてくる

人気ブログを作るための5つの方法論より

文体について、もうひとつ。あなたがアイドルでないのであれば、スペースだらけの記事をやめよう。せっかく内容が良くても、説得力が失われてしまう。

 

(3) デザインにこだわる

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デザインは文体と並び、第一印象を左右する”容姿”の一部と言えるだろう。「デザインが優れていると何かと得する。でも必須ではない」そんなイメージだ。
良いデザインには、3つの効果がある。

  1. ブログのブランドの向上:読む価値があるように見せる。先進的な印象を与える。
  2. 読みやすさの向上:読み手にストレスを与えない。
  3. 迷わせない:「何がどこにあるのか」を余白/枠/色付け等により効果的に示し、次のアクションを促す。

ブログのデザインについて、いくつかの基本的なルールを挙げておく。

  • ブログ全体で統一感のある配色にする。青系等と決めたら、青系等の色のみ使うようにする。他系統の色を使うとしてもワンポイントだけ。
  • スマホ対応は100%必須。SEOにも影響する。
  • 写真にこだわる。想像以上に写真、画像がサイトの印象を左右する。写真素材を日頃から収集しておく。
  • 余分な広告を載せない。あちこちに広告やリンクを貼りまくるのは、あたかも、携帯ショップや車の販売店にチラシやポップをベタベタに貼り付けまくるようなもの。
  • 英語フォントはGoogleFontを使うことで、雰囲気が一気にカッコよく見える。
  • ブログタイトル等で英語フォントをうまく使うと、スタイリッシュに見える。
  • はてなブログのカスタマイズについては以前書いたこちらを参考に。少々古いので、また続編を書く予定。 

 

(4) 抽象から抜けだす

具体的な意見やメソッドを示そう。
”正しいことを書いている。しかし、読み手の心になぜか響かず、シェア数が伸びない。”抽象的なことばかりを書いていると、この現象に陥りやすい。抽象的な内容は、読者の附にストンと落ちない。抽象的に感じられない理由は、「具体的な事例を書くことができていない」「自分自身が理解できていない」などいくつかあるが、特に気をつけたいのは以下のことだ。

主張がない。もしくは弱い

抽象をぬけ出すために、まず自分のスタンスをはっきりさせよう。例えば「なぜ◯◯は〜なのか考えてみた」のようなタイトルの記事をよく見かけるが(ネタとして書きやすいのだろう)、こういう系統の記事は主張が弱い。淡々に分析を行っても、相当ホットなトピックでない限り、ヒットしにくい。「どちら側にもつかない、自分はあくまでも中立的な立場にいます」のようなスタンスでは、叩かれないだろうが、注目もされにくい。はっきりと自分のスタンスを決めよう。
※ちなみに上述の記事タイトルには、その主張を持ってくるべきだ。「考えてみた」という言葉も「自分の主張はさっき考えたばかり」と宣言しているようなもので、読者にとっては読む気を起こさない。

 

(5) 1記事の価値を最大化する

ブログやWebメディアの運営方針を考えるうえで、ぼくが常に大きな指針としている考えは「インターネット・メディアはどんどんと合理化されていく」ということ。良質な記事がひろく読み手の元に届き、スパムのような浅い記事は淘汰されていく。Googleのアルゴリズムは進化し続ける。人工知能は、正確に記事の価値を図るようになる。ブラックハット的な手法で記事の検索ランキングを上げることは近いうちにできなくなるだろう。


効率的に人を集め収入を上げたければ、ひとつの記事の価値を上げよう。多くの人が見落としていることは、「ブログにおいて収益の殆どを1〜3記事が上げる」ということだ。検索エンジンからの流入が多いブログ程、この傾向は顕著になる(例外はあるだろうが)。このブログの場合、およそ3記事による収益が全体の7割強を占めている。

テキトウに浅い記事を5本書くより、5記事分のリソース(時間・費用)で1本の深い記事を書いたほうが、読み手からの印象も良く、長期的には多くのPVを集めるのではないか。そう考えているため、ぼくは1本の記事を書くのに4〜8時間かける。 自分の知識が不十分な分野についての記事を書くときには、1記事のために2,3冊の本を読むこともある。その1つの記事が100万円を生み出すかもしれないからだ。

ファンがたくさんいるアイドル・著名人なら、毎日発信し続けることは重要だろう。しかし、ぼくのようなどこの馬の骨かも分からない人間は「中身のない記事」を量産しても仕方がないのだ。世の人気ブロガー達のやり方とは正反対だが、ぼくはこれで結果的に年収250万円を突破した。

 

具体的なライティングの手法については、最近出版された「SEOに効くWebライティング」がとても参考になる。

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3. ブログで稼ぐということ

最後にブログ1本で食べていくということについて、ぼくなりの意見を書いていこうと思う。冒頭で書いたように、ブログはぼくの自分の思考や知識をまとめるためのトレーニングだ。本業ではないし、ブログ1本で食べていこうとは思わない。
理由はいくつかあるが、なにより、ブログ執筆以外の刺激的な体験があるからこそ、コンテンツが面白くなると考えているからだ。本業や趣味の経験値をアウトプットし、そのご褒美にお金をもらっている。そんな感覚だ。
ブログだけ書く生活を送るようになれば、インプット源もオンラインだけになり、段々と記事の個性が弱まっていくだろう。読み手に納得してもらえるような記事を書くには、それなりの経験が必要なのだ。

そして、世界はこれから大きく変わる。インターネット上のメディアも形を変えていくだろう。ブログとは違う革新的なメディアが生まれてくるかもしれない。ぼくはその変化を作り出す側のどこか一端にいたいのだ。

 

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