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知っておくと楽しい知識をまとめて紹介

【海外旅行クレジットカード活用術】べらぼうに節約するための おすすめのカード

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以前、1年間海外を放浪したときに様々な節約法を模索したが、結局クレジットカードをうまく使うことで最もストレスフリーに節約できると分かった。行きたい場所があればお金を惜しむべきではないし、短期間旅行ならお金のために時間を無駄にしたくないし、食費を極限まで削る姿勢は海外旅行で持つべきではない(現地で評判の良いレストランを見つけたら迷わず入るべき!)。旅行の質を落とすことなく節約するには、クレジットカードを使いこなすことがベストだ。
その理由も兼ねて、「海外でクレジットカードを最大限に有効活用する方法」について書いていく。付帯保険など分かりづらい部分についても細かく説明していくので、少し長くなるがお付き合い頂きたい。

なお、手っ取り早く海外旅行での「最もお得なお金の持ち方」と「最もお得なクレジットカード」を知りたい方は、ここから(クリック!)読んで頂くと良いかと思う。

 

海外旅行で大幅に節約するクレジットカード活用術

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1. 海外旅行には最低でも1枚クレジットカードを持って行く

はじめて海外に行く方は、もしかすると「お金はすべて現金で持っていこう」と考えているかもしれない。ツアーならまだしも、個人旅行なら「最低でも1枚はクレジットカードを持っていくこと」を強くおすすめする。大きな理由は以下の2つ。

  1. 多くのホテルやレンタカー会社では、利用の際にクレジットカードを提示することが求められるため
  2. 病気や盗難、飛行機の乗り遅れなど何かトラブルがあったときに現金だけでは対処しづらい場合があるため

そのため、たとえカードを使う気がなくとも1枚は用意しておこう。

 

2. 航空券は還元率の高いクレジットカードで買う

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航空券を買うときは額が額だけにどうしても気分が大きくなり、小さな金額の違いに意識がいかなくなるものだが、ここは簡単に節約できるポイントだ。
もしヨーロッパにいくのであれば往復航空券が20万円以上かかることもある。
たとえば、20万円の航空券を買う場合
・還元率1.25%のカード:200,000 × 0.0125 = 2500円相当の還元
・還元率0.5%のカード:200,000 × 0.05 = 1000円相当の還元
これだけで1500円分もの差が出るのだ。家族旅行などで複数人分の航空券を取るなら、この額はさらに膨れ上がる。くれぐれも銀行振り込みなんかでは購入しないように。

 

コラム: 1年に数回海外にいく人はマイレージを貯めよう

海外旅行や出張で海外にいく機会が多い方は、空港チェックイン時に「マイレージを貯められるか確認する」癖をつけることをおすすめする。僕の知人にも会社の海外出張でマイルを貯めまくり、2年に1回ほど航空券無料の優雅な旅行をしている人がいる。マイレージプログラム自体は年会費はかからない。JMB(JALマイレージバンク)もAMC(ANAマイレージクラブ)も提携会社は多い。最近ではJetStarのような格安航空会社利用時でもマイルを貯めることができたりする。
-JALの提携航空会社一覧 - ANAの提携航空会社一覧

 

また、マイルを貯めて海外旅行に行きたいという意思が強いのであれば、年会費のかかるJALカードANAカードを持つと良いだろう。日常生活での買い物、光熱費の支払いのカード利用でマイルを貯められるようになる。これらのカードはマイルを航空券に替える場合に限って還元率が最強。もし航空券には変えれずにマイルをWAONポイントのようなものに替える場合、年会費かかるカードの割に還元率はフツウ程度。マイルの期限は3年間しかないため、航空券に変えられるくらい積極的にJAL/ANAカードを使うようにしたい。(1マイルをWAONポイントに交換した場合1マイル =1〜1.1円だが、航空券に変えた場合は1マイル ≒2円〜5円相当になる。JAL・ANAカードはだいたい100円=1マイル還元という平均的な還元率)

 

3. クレジットカード付帯保険を有効活用する方法

AIUや損保ジャパンなど、保険会社の海外旅行保険は非常に高価だ。旅行が長期になればなるほど保険額は大きくなる。たとえば、アメリカを2週間旅行した場合、1万円近くが保険金としてかかってくる。3ヶ月間の長期旅行になると、保険金は7〜10万円まで膨れ上がる。しかし無料のクレジットカード付帯保険であれば、その額は0円だ。ぼくは「AIUなどの海外旅行保険の代わりに、クレジットカード付帯保険を利用する」ことに賛成だ。ただし「カードの複数枚持ち」の場合に限る。詳しく説明していく。

たとえば下の表は、無料のREXカードLiteの海外旅行付帯保険の補償内容だ。

f:id:tsukuruiroiro:20160127132010j:plain(出典:トラベルサービス

チェックすべきポイントはここ

最も注目すべきは赤線で囲った「傷害治療費用」と「疾病治療費用」だ。この部分の保険金額が、AIUなどの保険会社のものは「2000万円〜無制限」等となっており、クレジットカード付帯保険を大きく上回っている。ここだけは、保険会社の海外旅行保険のほうが安心だと言わざるを得ない。なぜなら、海外で大きな怪我をしたり、大病にかかったとき、地域によっては治療費が非常に高くつくことがあるからだ。数日入院しただけで、200万円以上かかってしまうこともあるのだ。

 

カードの複数枚持ちでカバーできる

しかし、クレジットカード保険のこの欠点をカバーする方法はある。それは複数のクレジットカードを持つことだ。複数のクレジットカードを持っている場合、「傷害死亡」「後遺障害」のふたつを除き補償金額を合算することができる。つまり、傷害治療補償額が200〜300万円の無料のクレジットカードを複数枚持てば、合計補償額を引き上げることができるということだ。5枚持ち、傷害治療補償額を1000万円以上にすることもできる。そのため、海外旅行に行くときには、念のため複数枚カードを作って持って行くことをおすすめしたい。

それ以外の補償内容は、クレジットカード保険の内容で十分であったり、過度に注目する必要はないと思っている(もちろん個人によって事情は違うだろうが)。死亡保険は死んでしまってからも2000万円か5000万円かの額にこだわるのかという感じだし、後遺障害についても2000万円でごく稀な例外を除き問題ないとは思う。もし不安ならゴールドカードを作れば十分な補償額になるだろう。そもそも、日本でも常に事故に遭い、後遺障害の資金に困ることはあるとは思うが。
AIUなんかは「クレジットカードだと歯科治療までカバーしてくれない!」と鬼の首を取ったかのように誇らしげに強調しているが、虫歯は治してから長期の海外旅行にいけば良いだろう。

 

保険適用の条件は?できれば保険自動付帯のカードを持ちたい

無料のクレジットカードの場合、何かしらの旅行費用の支払わなければ、保険が適用されないカードが大半だ。その場合、複数持ちをしようとすると航空券をカードAで買って…、空港までのタクシーをカードBで支払って…というように結構面倒。できれば、利用しなくとも保険が適用される自動付帯のカードを複数枚持っておきたい。海外旅行保険が自動付帯の無料カードはエポスカードJCB EITなど(とくにエポスカードがおすすめ、理由はあとで説明します)。

 

旅行期間が90日以上の場合に実践すべきテクニック

多くのクレジットカード保険は適用期間が「出発してから90日まで」となる。十分すぎる程の補償期間だが、3ヶ月より長く海外に滞在し続ける場合どうすれば良いのだろう。実は、保険適用期間を無料で伸ばす方法がある。それは「日本出国後でも、タクシーなどの公共交通機関でカード払いすれば保険適用」となる条件のカードを利用することだ。手順は

  1. 旅行に上の条件を満たすカードを持っていく
  2. 他のカードの保険が切れる出国後90日後くらいに1.のカードでタクシーに乗る
  3. 保険期間がさらに2〜3ヶ月間伸びる 

少々面倒だが、長期旅行でなんとしてでも出費を抑えたいという方におすすめだ(6ヶ月もの海外旅行となるとAIUなどの保険金額は10万円を超えてしまうので、面倒な手順をとってでも実践したいところだ)。

このテクニックが可能な完全無料のカードはほとんどなく、補償金額もある程度ついているのは「リクルートカード」くらいになる。

 

海外旅行で現金を安く手に入れる方法

結論=クレジットカードのキャッシングがベスト

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海外旅行でのお金の持っていき方について、未だにどれが良いのかよく分からないという方も多いと思う。結論からいうと「海外旅行では現金をクレジットカードのキャッシングで取り出し」&「安心できるお店ではクレジットカード払い」をするのがベストだ。その理由を説明していく。

 

キャッシングとその他の換金のお得度を比較

10万円を換金/引き下ろした場合の手数料を比較してみる
(地域差、返金日数差、引き下ろし金額差など細かい違いをすべて検証・比較すると複雑になるので、ここでは分かりやすいケースで説明)

  1. 空港での換金:約3300円
  2. 国際キャッシュカード(新生銀行):約4000円
  3. クレジットカード払いで10万円の買い物:約1600円 - ポイント還元分
  4. クレジットカードキャッシング(年利18%):約1,250〜2,750円
  5. クレジットカードキャッシングで繰り上げ返済時(年利18%):200円〜

(1.→1ドル120円、手数料を1ドルあたり4円とした場合のおおよその概算 2.→海外でカード払い時の為替手数料はほぼ1.6%)

 

1.空港での換金(おすすめしない)

基本的に空港での両替はおすすめしない。なぜなら、空港の両替所の長い列に並ぶのは時間の無駄だし、「レートが悪いんじゃないか」「騙されるんじゃないか」と悩まされるのはストレスになるし、何より手数料がべらぼうに高いからだ。ちなみに日本で予め換金していくのもレートが良くないためおすすめしない。 

 

2. 国際キャッシュカード(おすすめしない)

国際キャッシュカードとは海外のATMでお金が下ろせるキャッシュカードだ。口座に入れて置いたお金を下ろすわけだから、なんとなく安心な気はするが、これもおすすめしない。なぜならレートがべらぼうに悪く、僕の経験上、利用できるATMがあまり多くないからだ。無料発行できる新生銀行のカードの場合、レートが4%が上乗せされる。つまり10万円おろしたら、4000円かかるというわけだ。べらぼうに高い。

 

3.クレジットカード払い(おすすめ)

海外旅行中、お店で商品を買うときにクレジットカード払いをしたときの為替事務手数料は1.60〜1.63%だ。つまり10万円の買い物をしたときは1600円程度の手数料がかかる。これは空港で両替するよりもかなり安い。さらに、これにカードごとのポイントがつく。

海外でのクレジットカード払いの注意点

(1)アメリカン・エキスプレスカードは使えないところも多いのでVISAかMasterを持って行くのがおすすめ

(2)新興国の商店街などでカード払いすると不正請求される危険がある。安心できる大手店舗のみで使用するようにしたい

  

4.クレジットカードキャッシング(おすすめ)

ATMからのキャッシングは利用日によってお得度が変動する。言ってしまえば借金であるため、ATM引き下ろし日から口座引き落とし日(返済日)までの日数が長ければ高くなるということだ。たとえば、年利18%のカードで支払日まで30日あった場合の手数料計算は次のようになる。10万円 × 0.18 × 30/365 = 1480円

つまりカードの締め日ギリギリに利用すれば最も返済日(カード支払日)が近く、お得ということだ。支払日まで最長であっても、キャッシング手数料は空港で両替したり国際キャッシュカードを使うよりよっぽど安い。カードによってはATM利用手数料200〜400円がかかってくるが、後述のセディナカードなど手数料が0円のものもある。

 

5.クレジットカードキャッシングで繰り上げ返済(1番おすすめ): 

海外旅行でお金を持つときに、大抵お得なのはキャッシングだ。加えて、キャッシング後、引き下ろし日まで待たなくとも、繰り上げ返済で3〜4日後に返済してしまえるクレジットカードを使うと最強だ。4日後にキャッシング分をカード会社に支払った場合の手数料は、10万円 × 0.18 × 4/365 = 200円とたった200円しかかからない。空港で換金したら3,000円以上かかるのに対して、200円しかかからないのだ。

これにATM手数料(カードによっては無料)を加味しても、10万円おろした場合の手数料は500円程で済む。現地のお金を手にいれるには明らかに最強の方法だと言えるだろう。とはいえ、繰り上げ返済って「カード会社に電話して振込先聞いて…」と面倒じゃないの?と思う方も多いだろう。しかし、セディナカードをうまく使えばこの問題は簡単に解決される。現地でもスマホやPCで簡単に返済ができてしまうのだ。

結論:セディナカードを使ったキャッシングが海外旅行で最もお得に現金を持てる

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最安で現金を手にいれるための「セディナカード」利用手順

それでは具体的にどうやってセディナカードを使ってお得に現金を持つのか。詳細に説明していく。

日本での準備

 

現地での手順

  1. ATMからキャッシングでお金を引き下ろす(手順は後で説明します)
  2. 4日後くらいに海外のホテルなどのWiFiで、セディナトップページから「OMC Plus」にログイン。
  3. 「ご入金受付」▶︎「入金受付サービスPay-easy(ペイジー)」▶︎「全額分のご入金」と進んでいく
  4. 繰り上げ返済は大抵4日後には可能。既に支払いができる場合は、支払い金額の詳細と「申し込み」ボタンが表示される⇒クリック
  5. 金融機関を選択→オンラインバンクを登録してある金融機関を選択(楽天銀行とか)
  6. あとは金融機関ごとの手順に従うだけ
 

まとめ:海外での支払いはこれで決まり

現地通貨の手に入れ方

セディナカードでキャッシング→繰り上げ返済

大きなお店で買い物

⇒ポイント還元率の良いクレジットカード払い

 

ATMでのキャッシング操作手順と注意点

出国前にキャッシングできるか確認

事前に「暗証番号」と「持っているクレジットカードでキャッシングは可能か」を確認しておく。カードを発行したときの書類に書いてあるが、電話で問い合わせても良い。

現地空港でまずATMを探す

ATMは世界中のどの空港にも設置されているため、空港についたらまずATMを探す。大きな空港であれば複数台あることも多い。

ATMの操作

海外のATMのキャッシング操作手順については、楽天カードのページでデモ体験ができるため、不安な方は一度試しておくと良い。楽天カード: キャッシングサービスデモ体験
何かトラブルがあったときのためにレシート(明細書)は取っておく

 

海外で使うのに絶対おすすめのクレジットカード

最安でお金を手に入れるためにセディナカード

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(年会費無料)おすすめ理由は前述のとおり。海外で「キャッシング×繰り上げ返済」により最安で金を手にいれるために、1枚持っておきたい。

セディナカード

 

ポイント還元率が高いリクルートカード

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(年会費無料)ポイント還元率が1.2%と無料のクレジットカードの中ではかなり高い。また、前述の「旅行期間が90日以上の場合に保険期間を延ばすことができる」数少ないカード。国内でも使えるので、作っておいて損はない。

リクルートカード

 

無料で海外旅行保険自動付帯 エポスカード

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(年会費無料)持っているだけで保険が適用になることに加え(旅行前も旅行中も1回も使わなくとも、もちろん航空券をエポスカードで買わなくとも保険適用)、疾病治療費用額が〜270万円と無料のカードでは良い方。申し込めば、最短で当日にカード受け取ることもできる。

エポスカード

 

マイルを貯めるならJALカード

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マイルを貯めて次の旅行にいきたいのであれば、年会費がかかるが(学生ならJALカードnaviで無料)JALカードを持っておきたい。前述の番外編で書いた通り、JALカードで貯めたマイルを航空券に変えた場合の還元率は100円あたり1マイル ≒2円〜5円相当と最強なのだ。旅行保険についてはカードの種類で異なっているため、こちらで確認しておきたい。

JALカード

 

安心してクレジットカードを使うために

クレジットカード会社のTEL番号を控えておく

全てのクレジットカードの問い合わせ番号リストをメモしておこう(Evernoteなどインターネットでどこからでもログインできるものにメモしておけば◎)。

盗難保険の使い方

スマホやカメラを盗まれたら、番号を控えておいたカードの保険窓口に電話をする。その後は指示通りに動けば良いが、基本的に現地の警察で盗難証明書(ポリスレポート)をもらう必要がある。

VISAかマスターか

VISAカードとMasterCard、この2ブランドは世界中で使えるため、どちらでもOK。2枚持つなら、念のためVISAとMasterCard1枚ずつにしてもよいか、というレベル。JCBは使えない国が多いのであまりおすすめはしない。

 

ここまで書いてきた方法を実践すれば、1回の旅行で1〜2万円くらいはらくらく節約できる。そうやって浮いたお金を観光や、美味しいローカルフードを堪能するために使おう。その場所を訪れられるのは、人生で最後かもしれないのだ。

Have a nice trip!

 

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