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知っておくと楽しい知識をまとめて紹介

検索順位を上げるSEO対策をイチから図解

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今回の記事では、SEOに関して知っておくべきことをひたすら書いていく。SEOの基礎から説明していくため、SEO上級者の方は序盤は読み飛ばして頂きたい。また、SEOがマネタイズにどう繋がっていくのかについても取り上げていく。

 

f:id:tsukuruiroiro:20160417142656j:plain SEOとはざっくりと言うと「グーグルなどの検索エンジンで、上位表示されるよう最適化すること」を意味する。SEOを強化し、グーグルであるキーワードが検索されたときにページ上位に表示されるようになれば、多くの人にサイトを見てもらえるようになる。具体的な方法論を説明する前に、なぜSEOが重要なのか順を追って説明していこうと思う。

 

SEOによる集客が最強の理由

例えば「ブログを書き、なるべく多くの収入を得たい」場合について考えてみる。
※いきなりお金の話になってしまい恐縮だが、わかりやすいので。たとえば、あなたが仮に「レシピ」ブログを運営していた場合、収入を得る方法としては以下のものが挙げられる。

 

ケーススタディ:レシピブログを通して収入を得る方法

 

Amazonアソシエイト広告で、調理器具やレシピ本を紹介する

Amazonは売り上げの〜10%がインセンティブ収入となる。たとえば、1000円のレシピ本(インセンティブ3%)をブログで紹介し、100冊売れたときの広告収入は1000×100×0.03=3000円。

 

グーグル アドセンス広告をブログに貼る

ブログにアドセンス広告枠をはっておけば、グーグルが自動で広告を配信してくれる。1ページビュー(PV)あたり0.1〜0.5円が相場。1PVあたり0.1円で月30万PVあった場合、3万円が広告収入になる。

 

A8.netもしもアフィリエイトなどの成果報酬型のアフィリエイト広告を貼る

たとえばレシピアプリの広告を記事内に貼り、その広告を誰かがクリックして申し込みをしてくれた場合、決められた報酬がもらえる。案件がうまく記事内容にフィットすれば、数十万円もの広告収入になる可能性もある。大手のA8.netもしもアフィリエイトSmart-C(スマホ広告)が有名。

 

その他、ブログ経由で収入を得るアイデア

  • 人を集め、自分のオンラインショッピングサイトに誘導→お気に入りの調理器具を販売
  • noteに有料記事を書く→最近多くのブロガーたちが使いはじめたnote。たとえば、「500円で作れるお手軽夕飯レシピ集」という有料記事を書いて、500円で販売する。
  • 本を出版→継続していれば、意外にも本の執筆依頼というのは簡単にくるものです
  • レシピ電子書籍本を書き、ブログで宣伝→Kindleなどの電子書籍であればお金をかけずに本が書ける
  • 知名度を上げ、オンラインサロンみたいなことをやる→最近ちまたで流行っているオンラインサロン。月額500〜5000円とかで「レシピブログで月5万円稼ぐ方法教えます」みたいなお金の匂いをぷんぷんさせた生々しいサロンを運営する(おすすめしません)。
  • 他多数

 

まずは人を集める方法を考えよう

上述の方法はどれも共通して「人を集めなければ話にならない」。

月に1000人しか訪れないブログで、いくら広告を貼る位置を工夫したって、雀の涙程度にしか収入額は変わらない。グーグルアドセンスの広告をベタベタ貼り、1PVあたりの収益を0.1円から0.5円まで飛躍させたとしても、月に1000回しか見られなければ月収は400円しか上がらないのだ。その400円と「読者がいたるところにベタベタ貼られた広告を目障りに感じてしまったり、不快感や嫌悪感を感じてしまう」リスクを比較してみてほしい。
アドセンスのような「文脈とはあまり関係のない内容の広告(グーグルが広告内容を決めます)」は、基本的に以下の法則が成り立つ。

1PVあたりの広告のクリック率が高い

=広告が目立つ位置にあるor多い

=読者にとって目障り

そのため「1PVあたりのアドセンス報酬が0.5円になった!」と安易に喜ぶべきではない。中長期的に収入を得ていきたければ、小さな広告額の変化にこだわるのではなく、読者を満足させるブログ・メディア運営を行い、PV数を増やしていく必要がある。

 

どうやって人を集めるか

ブログやWebサイトを新しくはじめたとき「どうやって人を集めるか」熟考する必要がある。素晴らしい記事を書いていても、読み手がある程度いなければ、バズ(シェアされまくること)が起こることはない。逆に読み手が多くなればなるほど、シェアされやすく、バズが起こりやすく、新しい読者が増えやすく、雪だるま方式で訪問者数が伸びていく。

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上図は、「ブログ・Webサイトに読み手が流入する経路」を表したものだ。
ブログに新しい読み手が訪問してくれるパターンは基本的に次の3つだ
(オフラインでブログを宣伝した場合などは除く)。

  1. ソーシャルメディアによる拡散からの流入
  2. はてな等ブログ独自のコミュニティ
  3. 検索エンジン(SEO)からの流入

ブログを始めたばかりの段階での①〜③について、考えてみよう。

⒈ソーシャルメディアによる拡散からの流入

これはツイッターやfaceboo、LINEなどのSNSでシェアされることにあたる。すでにフォロワーが何千人といるのであれば、それを利用しない手はない。しかしそれらのSNSを元々やっておらず、新しくはじめたのであれば①からのWebサイトへの読み手の流入は期待できない。

 

2.はてな等ブログ独自のコミュニティ

はてなブログやAmebaブログには独自のコミュニティや記事紹介ページがある。はてなブログの場合はてブが一定数以上つけば、はてなブックマークのトップページに表示され、多くの流入が見込める。ただし、これは一時的なものに過ぎない。

 

3. 検索エンジン(SEO)からの流入

そこで最も有効なのが、SEOを強化し、検索エンジンからの流入を狙うことだ。検索数が少なくともニッチなキーワードを狙い、グーグルで検索されたときに上位表示されるよう戦略を立てることだ。そして、検索ユーザーが欲しがっていた情報以上の価値を提供し、シェア(①)してもらい、読者登録(④)してもらうことだ。『流入→シェアor読者登録→流入...』のサイクルの初速を生み出すために、SEO強化による検索流入を狙うことは最も効率的だ。

 

以上のことをふまえて、ざっくりと読み手を増やすための方針を書くと

  • ブログ/Webサイトを開設したばかり→SEO強化による検索流入を狙うと効率的
  • 読者登録してもらいやすいコンテンツとサイト構造・デザイン
  • 読者が増えだしたらバズを狙う→さらに読者増加&SEOが強くなる

 

SEOを強化すること他のメリット

SEOを強化し、検索流入が増えることのメリットは多くある。

放置していても中長期的に流入がある

ずいぶん昔に書いた記事が何年間も検索順位が上位、ということはよくある。ぼくがずっと放置している他サイトの記事はビッグキーワードで4年間1ページ目に表示され続けている。

 

ビッグキーワードで上位表示されるようになれば膨大な流入がある

たとえば、「映画」というビッグキーワードは月に250万回検索される
1位表示されている記事のクリック率はこのブログでは30%前後。安易な単純計算で300万回検索されるキーワードで30%クリックされれば、1記事だけで月90万の流入があるということになる。これはまったくあてにならない計算だが、ビッグキーワードをとれば月に数十万回という流入が見込めるのだ
ちなみに「Rで調べるAdWordsでの掲載順位とクリック率の関係」によれば、掲載順位1位のクリック率を1とした場合の2位以下のクリック率の概算は、2位で0.68、3位で0.47、4位で0.32。10位にもなると0.03まで下がるようだ。先ほどの極端な例にそのまま当てはめると、キーワード「映画」で10位表示されている場合、250万×0.3×0.03=2250回/月程度の検索流入が見込めることになる。

 

検索エンジンからの訪問者はその情報を探してる人→熟読してくれる

ソーシャルメディアからの流入の場合、その情報に興味関心がない人、その情報を必要としていない人まで流入してくる。検索エンジンの場合、そのキーワードについて何らかの情報を欲している人であるため、記事を熟読してくれる可能性が高い。これらのことから、SEOを強化する前提でサイトを運営することは非常に理に適っている。

ではSEOを強化するためにはどうすれば良いのだろうか。順番に説明していく。

 

SEOのルール

検索順位はどうやって決まる?

グーグルの検索順位アルゴリズムには、200以上の評価基準があるという。
その中でも、サイトのSEOに大きく影響すると考えられる基準をいくつか取り上げていく。

 

被リンク数(他のサイトからリンクをもらっている数)

被リンク数と言っても、ただリンクしてもらう数が多ければ良いというものではない。まず、怪しげで低質なWebサイトにリンクを10つ貼ってもらうより、SEOが強い大手サイトにリンクを1つ貼ってもらえた方が効果がある。また、リンクの多様性も重要で、全部アメブロからのリンクより、様々なサイト(ドメイン)からリンクされていた方が良い。

このようにやや複雑なルールがあるが、被リンクを多くもらいSEOを強化するためにあなたがやるべきことはシンプルだ。それは

取り上げたテーマについて正確に簡潔に分かりやすく説明すること

もしくは

誰かが共感したり反論したくなるような新鮮な価値観を提示すること

これに尽きる。

被リンクはグーグルのアルゴリズムが抜本的に見直されない限り、重要な評価基準であり続けるだろう。たとえば、アカデミックな世界でも、論文の信頼性は引用数(ブログでは被リンクに近い)で測られている。理系の方ならわかると思うが、論文ジャーナルの評価は、インパクトファクターと呼ばれる文献引用率によって行われる。
※インパクトファクター:掲載された論文が特定の期間内にどのくらい引用されたかを示す尺度

どれだけ引用されたか、紹介されたかによってコンテンツの質を測るのは、現状では最も合理的な手法だ(また、ラリーペイジを含めグーグルの幹部の多くが、研究室出身でアカデミックな考え方を大切にしている)。今後しばらくは被リンクが検索アルゴリズムの根幹であり続ける可能性は高い。

 

サイト滞在時間

滞在時間とSEOの強さには正の相関がある可能性が高い。検索して訪れたユーザーがすぐに戻るボタンで検索一覧ページに戻っているようであれば「その記事はユーザーが求めているものではなかった」とグーグルが見なすのは合理的だ。ユーザーが十数秒で離脱しているようなら、タイトルと記事内容に解離があるのかもしれない。また、読みづらいストレスフルなデザインか、読むに堪えない稚拙な文章なのかもしれない。
ただし、滞在時間を延ばすために、自ら自サイトに長時間滞在しても、SEO的には何の意味もない。

 

直帰率

こちらもはっきりとした因果関係は見られていないようだが、間接的に影響を与えている可能性がある。また、直帰率が90%か60%なのかではPV数に大きな差が出る。10,000人が訪問した場合、直帰率が90%なら11,000PV(他記事も見てくれる人が10%)。直帰率が60%であれば14,000PVと3000PVも差が出てくるのだ。直帰率を向上させるためにやるべきことは2つ。サイトのコンテンツクオリティを上げること、記事下やサイドバーに適量の関連記事を表示することだ。

 

オリジナルコンテンツであること

内容が他記事からコピーした部分が多くあると判断された場合は、サイトの評価が下がる可能性がある。またサイト内であっても、内容が類似した記事が多くあると、それらの記事の評価、あるいはサイト全体の評価が下がる可能性がある

 

サイト構造の最適化

サイト構造はSEOにおいて「マストではないが最適化されているとベター」な要素だ。ユーザーが迷いにくいよう「トップページ→カテゴリー→記事」というシンプルな構造にしよう。たとえば、「英語テスト対策」のサイトであれば下図のようなサイト構造をつくる。

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ひとつの記事に、いくつものカテゴリーを与えてしまうとこのピラミッド型の構造は崩れてしまう。大きな影響はないかもしれないが、念のため1記事→1カテゴリーは実践しておいた方が良いだろう。
また、Google Search Consoleでサイトマップの追加・送信をしておこう。サイトマップの送信については以前書いたこちらの記事で紹介している。

 

モバイル対応

モバイル対応がSEOに影響することは、グーグルにより正式に発表されている。
グーグルのデベロッパーツールから、モバイルフレンドリーテストができるためテストしてみると良いだろう。

Mobile-Friendly Test

また、スマホでの表示を高速化させる技術「AMP(Accelerated Mobile Pages)」も知っておきたい。AMPに対応したページは一瞬で読み込まれるため、ユーザーにとってはネットサーフィンが快適になる。Googleは「AMP対応が直接SEOに関係することはない」としているが、ページの読み込み速度が早くなるため、結果としてSEOにポジティブな影響を与える可能性が高いと予想する。

はてなブログもAMPには対応しており「詳細設定画面」からAMPにチェックをつけるだけで良い。ただし、デザインが崩れる恐れがあるので注意。

▼AMPについての詳細はこちらが参考になる。

 

文字数とSEOの関係

諸説あるが、現状では文字数が多いほど(間接的に)SEOが強い傾向があると僕は考えている。てきとうなキーワードで検索し、1ページ目に表示される記事の文字数平均と10ページ目に表示される記事の文字数平均を比較してみれば良い。とはいえ、グーグルが文字数を直接的な判断基準としているとも思えない。文字数が多いほど、シェアされやすく被リンクがつきやすいという理由かもしれない。文字数が少ない記事は離脱率、直帰率が高くなるからかもしれない。なんにせよ浅い内容の記事をまいにち書こうとするより、週1回濃い内容の記事を書こうとしたほうが最終な訪問者数は増えそうだ。

 

低質の記事が他記事のSEOランクを下げる

低質のコンテンツが、Webサイト全体のSEOを弱めることは知っておいたほうが良い。未だに「記事数が多ければ多いほどSEOは強くなる」という言説を見かけるが、実際低質な記事を量産すれば評価は下がっていく。SEOを強化したければ、更新頻度が少なくとも、価値のあるコンテンツをしっかりと更新していくようにしよう。もし運営しているWebサイト、ブログに明らかに低質な記事があるのであれば削除しよう。低質な記事を削除したことで、他記事の検索順位が上昇したという話はググればどれだけでも見つかる。

 

SEOに頼らずブログに人を集めるためのアイデア例

ここからはブログを書いている人がSEOに頼らずに効果的に人を集めるためのアイデアを少しだけ紹介する。

ツイッターでフォロワーをひたすら集めていく

ツイッターでフォロワーが多くいれば、記事を書いた際に随分とシェアされやすくなる。もし時間があるのであれば、ブログを書くと同時にツイッターに注力してみよう。ブログで読者を増やすより、ツイッターでフォロワーを増やすほうがずいぶんと簡単なのだ(ぼくはあまりTwitterはやっていないけど)。ツイッターは「拡散」と「フォロー」の障壁が、他のメディアに比べて低い。フォロワー数が少なくとも面白いツイート、有益なツイートをすれば何千もリツイートされる可能性がある。有益な情報に一言コメントを加えてつぶやくだけで、自然とフォロワーは増えて行く。

特に以下のようなオリジナルコンテンツを作れば、さらに拡散されやすくなる。

  • 4コママンガを描き1枚の画像におさめてツイート(ペットやユーモアのある自虐的な体験談はとくにシェアされやすい)
  • 「3分でできる◯◯!」みたいなイラストレシピのを1枚画像にまとめてツイート
  • 盛り上がりに乗っかったツイート(クソコラをつくる等)

 

NewsPicksを利用する

もし、ビジネス、政治、経済、テクノロジー関連のブログを運営しているのであれば、今ならNewsPicks(ニュース共有アプリ)を利用すると読者を集めやすいだろう。やるべきことはシンプル。

  1. ニュースピックスでセンス◎のコメントを連発しフォロワーを集める
  2. 自分の記事を「〜についてまとめてみました」というようなコメントをつけてPickする
  3. さらに自分のブログに「NewsPicksフォローボタン」を設置しておく。まだこれを設置している人は少ないため、フォローされやすい。

うまくいけば凄まじい流入があるだろう。下手なこと書くと厳しいピッカーさん達に叩かれるのだろうけど。
NewsPicksフォローボタンを作るのは簡単。以下のコードを貼り、URLの部分に自分のプロフィールページのURLを貼れば良い。(PCでNewsPicksにログインしてプロフィールページへ)

<a href=“プロフィールのURL“><div style="background: #212C65;
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↓こんな感じに

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まだまだSEOやブログの集客論について書きたいことは山ほどあるが、長くなりすぎてしまったのでまた別の機会にまとめる予定。

 

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