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海外一人旅をとことん楽しむコツとおすすめの国 10選

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海外を一人で旅すれば、見知らぬ場所を突き進む冒険感と、全てを自分で決め、全ての責任を自分で負う究極の自由を味わえる。一人なら、景色、食事、人の優しさにじっくりと焦点を当てて、堪能することができる。誰かと一緒になら「綺麗だね」「美味しいね」という会話と共に、どこかに流れていってしまうような景色の美しさも、料理の味わい深さも、心ゆくまで自分の中で咀嚼し、味わって、消化できる。これが一人旅の醍醐味だ。 

この記事の目次
  1. 一人旅におすすめの国10選
  2. 一人旅を楽しむためのコツ

 

1. 一人旅におすすめの国 10選

1. 初心者・短期間ならシンガポール

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  • 治安:★★★★★
  • 観光:★★☆☆☆
  • 食事:★★☆☆☆
  • 往復航空券:約5万円〜

航空券代は、12月末頃に東京から往復した場合の概ねの最安値(SkyScannerの金額)

アジアの中でも日本に次いで(下手すると日本以上に)治安が良いのがシンガポールだ。高層ビルが立ち並ぶ、完全に先進国の街並みだ。シンガポールは琵琶湖と同程度の面積の小さな国で、見どころがコンパクトにまとまっている。地下鉄(MRT)も発達しているため、観光がとてもしやすい。ただし、国が小さい分だけ見どころが少なく、やや退屈かもしれない。また観光スポットは建築物や動物園などで人工的なものが多いため自然派には不向きと言える。

 

2.一人旅定番の国 タイ

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  • 治安:★★☆☆☆
  • 観光:★★★★☆
  • 食事:★★★★☆
  • 往復航空券:バンコク 4.5万円〜

世界中から数多くの旅人が訪れるタイ。とくにバンコクのカオサンロードは「バックパッカーの聖地」と呼ばれており、石を投げればバックパッカーに当たる。カオサンロードは夜になると通り全体が飲み屋のようになり、酔っぱらい観光客でごった返す。気軽に互いに話しかけられるオープンでノリの良い雰囲気があり、観光客同士で気軽に交流ができる

また、観光スポットも多い。アユタヤなどの遺跡を見に行っても良いし、象に乗っても良いし、ダムヌンサドゥアックの水上マーケットに行っても面白いはずだ(行き方はネットで調べればすぐに分かる)。

タイ国民が最も熱狂するのは4月中旬のソンクラーンと呼ばれる水かけ祭りのとき。これが多いに盛り上がる。外国人だろうと子供だろうと女性だろうと関係なく、水鉄砲やバケツで水をかけてくる。もしソンクラーンのタイミングにタイに行ければ、間違いなく刺激的で楽しい思い出ができるはずだ。

 

3. 親日的で人が優しい ネパール

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  • 治安:★★★☆☆
  • 観光:★★☆☆☆
  • 食事:★★★★☆
  • 往復航空券:4.8万円〜

この記事で紹介する国の中でも最も滞在費が安く収まるのがネパールだ。個人的には首都のカトマンズより、西に200kmほど行ったところにある「ポカラ」をおすすめしたい。首都のカトマンズは人が多く混沌としている上、街が汚れており(インド デリーに似たような雰囲気)やや息苦しい。

一方でポカラは、緑豊かで広々とした作りになっており、のんびりするのに最適だ。ポカラの町でするアクティビティといえば、湖をボートで渡って少し山を登るくらいだが、湖畔沿いを一人ゆっくり歩いてまわったりするだけでも気持ちが良い。お腹が空いたら、湖を眺めながらのんびりと過ごせるカフェが多くある。また、ツアーに参加してヒマラヤトレッキングに行くのも良いだろう。時間と体力に応じたツアーが何本も出ている。また、ネパールの人たちは人柄が穏やかで優しく、親日的で、旅がしやすい。

 

4. 雄大な自然を求めるならアイスランド

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  • 治安:★★★★★
  • 観光:★★★★★
  • 食事:★★★☆☆
  • 往復航空券:14万円〜

お金と時間があるなら、アイスランドはどうだろうか。今まで見たことのないような雄大な自然をたっぷりと味わえる。特に「セリャラントスフォスの滝(上の写真)」や青い氷の洞窟「ヴァトナヨークトル」は圧巻。地球に本当にこんな景色が存在していたのか、と思う程に神秘的だ。

アイスランドでは鉄道は発達していないため、基本的に長距離バスや飛行機で移動することになる。11月から2月は積雪や路面凍結により交通手段が麻痺することもあるので注意。ちなみに、治安はランキングによっては日本よりも良いとされているので安心して旅ができる。

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世界最大の露天風呂「ブルーラグーン」も有名。

 

5. あるいはアラスカ

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  • 治安:★★★☆☆
  • 観光:★★★★★
  • 食事:★★★☆☆
  • 往復航空券:12万円〜

極限の自然を体感したいなら、アラスカもおすすめだ。アイスランドと比べ、アラスカは野生動物ウォッチに良いだろう。デナリ国立公園では、グリズリーやカリブーに高確率で出会える(バスから見るので安心だ。バスを使わずハイキングすることもできるが)。また、スワードという港町に行けば、クジラやラッコの見れるクルーズにも参加できる。またフェアバンクスという町に行けば、オーロラを見れる可能性も高い。なお、移動手段は長距離バスや鉄道など。アラスカ鉄道では、壮大な景色を窓からのんびりと眺められる。アラスカに行ったなら一度は乗りたい。

 

6. 自然も交流も楽しめるオーストラリア

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  • 治安:★★★★☆
  • 観光:★★★★☆
  • 食事:★★★★☆
  • 往復航空券:9万円〜

1つの国の中に様々な側面を持つオーストラリア。シドニーに行けば先進国の町並みでショッピングや、オペラハウス等の建築を楽しめる。また、日帰りでブルーマウンテン等の迫力のある景色を見ることができる。ケアンズに行けば、シドニーとは全く違った、南国のようなゆったりとした時間を過ごすことができる。個人的に強くおすすめしたいのは、オーストラリアのちょうど中心あたりにあるエアーズロック(ウルル)。基本的には飛行機で行くことになるため、お金も時間もかかるが、それだけの価値がある場所だ。痩せ細った木々が申し訳なさそうに生い茂る、赤茶色の異世界が広がっている。空が広く、究極の自由感を味わえる。

オーストラリアでは、ユースホステル(YHA)が発達している。気さくに旅人と交流できるので是非泊まってみると良いだろう。

 

7. 素朴ながら大迫力の町 インド・レー

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  • 治安:★★★☆☆
  • 観光:★★★☆☆
  • 食事:★★☆☆☆
  • 往復航空券:10万円〜

インド北部の山岳地帯ラダックにある小さな町「レー」。デリー等のインドの都市とは気候も、景色も、地元住人の人柄も全く異なる(インドというより、チベットの文化が受け継がれている)。治安はデリーなどのいわゆる「インド都市」とは比べ物にならないほどに良い。ラダックには「ナウシカ」に出てきそうな、砂っぽい茶色い山々がどこまでも広がる景色が至るところで楽しめる。ローカルバスを使って寺巡りをするのも良いし(寺が断崖絶壁に立っていたりと秘境感のあるスポットが多い!)、レーの町を散歩するだけでも十分に壮大な景色を楽しめる。地元住人が穏やかで、笑顔が素敵で、誰もが気さくに挨拶をしてくれる。気持ちよく旅ができる場所だ。ただし高山病には注意。

 

8. 憧れのペルー マチュピチュへ

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  • 治安:★★☆☆☆
  • 観光:★★★★☆
  • 食事:★★★★☆
  • 往復航空券:20万円〜

アルゼンチンやブラジル、ペルー等の南米諸国の治安はあまり良いとは言えない。しかし、場所を選び、細心の注意を払えば十分に安全に旅ができる。例えば、マチュピチュを訪れるためには、まずは標高3,400mのクスコという街を出発地点にする必要がある。マチュピチュのために世界中から観光客が集まる街であるため、国が治安維持に力を入れており、治安はさほど悪くない。少なくとも、人通りの少ない狭い路地等に行かなければ、一人で歩いていても問題ない。

たとえば1週間の日程なら、飛行機でクスコに入り、高山病にかからないよう注意しながら2日間ほどクスコを満喫し、マチュピチュへのインカトレッキングツアー(4日間、4ヶ月程前に予約する必要あり)に参加するのはどうだろうか。クスコのインカの街並みは美しく、歩いているだけでも気持ちが良い。食事はどのレストランも安くて美味しい。そして、4日間のトレッキングの末に見るマチュピチュが素晴らしいことは言うまでもない。

 

9. 何もせずのんびりするならラオス

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  • 治安:★★★☆☆
  • 観光:★☆☆☆☆
  • 食事:★★☆☆☆
  • 往復航空券:4.5万円〜

「穏やかで控えめ」がラオスの国民性ではないだろうか。町はどこも比較的閑散としていて、時間がゆったりと流れる。少し町を外れれば、素朴で何もない農村が広がっている。アクティビティといえば寺巡りとメコン河下りくらいだ。しかし、のんびり過ごすには、ラオス以上に良い国はないかもしれない。

 

10. 美しい建築を楽しむならスペイン バルセロナ

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  • 治安:★★★☆☆
  • 観光:★★★★☆
  • 食事:★★★★★
  • 往復航空券:8万円〜

ヨーロッパの都市を紹介し出すとキリがないが、一人でも十分に楽しめる都市はスペインのバルセロナだ。まず、サグラダファミリアを筆頭にガウディの建築作品を見て回るだけでも丸1日過ごせる。

次に、カンプ・ノウスタジアムでのサッカー観戦だ。バルセロナ戦となるとチケットを取るのが難しそうだが、これがさほど難しくない(ゴール裏などの前列席はさすがに難しいが)。オンラインで予約することもできるし、当日の朝(10:00〜)にスタジアムに隣接するチケット売り場で取ることもできる。試合にはバルセロナのユニフォームを着ていけば、サポーターの地元住人たちはすんなりと仲間に入れてくれる。熱狂的なサポーターたちと一緒に騒ぐのは最高に楽しい。

それから、食事も美味しい。バルセロナにゆるくてオープンな空気が流れおり、昼間からバーのテラス席でお酒を飲んでいる陽気な人たちがたくさんいる。その中に混じって、昼間からビールを飲みながらタパスをつまみ、のんびりと読書するのはどうだろうか。

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2. 一人旅を楽しむためのコツ

誰かと交流する気があるなら

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一人旅にもタイプがある。一人じっくりと道中の景色や食事を味わい、普段の生活や仕事、人間関係について俯瞰して考えるような旅。あるいは、普段知り合えないような異世界に住む誰かと交流し、これまで知らなかった考え方や生き方に触れるような旅。後者は一人旅の特権とも言える。なぜなら、複数人で旅行をしていると、その輪の中に新しく人を招き入れることは難しく、新しい交流は生まれにくいからだ。

僕自身、海外を一人旅しているときには色んなバックグラウンドの人たちに会った。公務員を定年退職して世界一周している日本人、ワーホリでオーストラリアに働きに来たフランス人の若者、夏休みにアジアに一人旅にきたオランダ人の医学部生、旅をしながらフリーランス業をするアメリカ人女性…。多くの人たちと会うことで色んな生き方があるのだと心から実感したものだった。日常生活では会うのが難しいような人たちと、交流する機会が多くあるのは、一人旅の良いところだ。

ではこういうような人たちと交流する機会はどうしたら得られるか。たとえば、以下のような手段があるだろう。

海外で交流の機会を作る方法

  1. Meetripで現地の人が主催するユニークなツアーに参加する
    多少のお金を払うことになるが、貴重な体験ができるはずだ。たとえば「タイ料理を作ろう」や「フィリピンの大学キャンパス内を見てみよう」など。ただしMeetripが普及している地域は今のところアジアのみ。
  2. ドミトリールームに泊まる(ゲストハウスやユースホステル等)
    相部屋に泊まれば、嫌でも交流の機会は生まれる。ユースホステルはどの国でも運営がしっかりしているため、相部屋初心者におすすめ。日本人向けゲストハウスはどの国にも大抵あるものの、せっかく海外にいるのだから勇気を出して日本人が少なそうな宿を選ぶと良いだろう。
  3. カウチサーフィンを使う
    カウチサーフィンは「宿泊先を探している旅人と、宿泊場所を無料で提供してもよい現地人をマッチングする」大手サービスだ。無料で外国人の家に泊まるのはハードルが高いということであれば、有料のAirbnbを使うと良いだろう。基本的にはAirbnbの方がホストとの関わりが薄い。

なお、日本から出発するツアーに一人で参加するのは、おすすめしない。大家族や友達で参加する人たちがほとんどであるため、食事のときなど、何かと気を遣う。また、ほとんどの参加者は参加者同士で交流する意思はあまりないし、海外に来てまで日本人同士で交流する意味はないだろう。それなら自分で全て手配する一人旅の方が、よっぽど安く、充実した旅になるはずだ。

 

濃密な旅にするために遠回りしよう。

もし、刺激を求めて一人旅をするのであれば、あえて廻り道をしてみよう。達成感は、旅をずっと楽しくする。見る景色を何倍にも美しいものにする。バスや電車で簡単に向かえそうな場所こそ、徒歩で行く。あるいは自転車で行く。例えばマチュピチュには、電車とバスでもいけるが、トレッキングをしていったほうが圧倒的にマチュピチュを見たときの感動は大きいのだ。

 

スペシャルな体験をしてみよう

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時間があるのなら、ちょっと変わった体験に挑戦してみても良いかもしれない。例えば海外のエコビレッジへに在してみるのはどうだろうか。エコビレッジとは、自然に寄り添った生き方を目指す人たちが集まるコミュニティーだ。そこでは、都会とはかけ離れた原始的な自給自足生活が行われている。レベルに差はあるものの、居住スペースや浴場まで自分たち作っているような村もある。都会の喧騒を離れ、様々バックグラウンドを持つ外国人さんと一緒に農業の手伝いをして、採れたての野菜を食べる…。不便ながら日本では出来ない、貴重な体験ができるだろう。

エコビレッジは、Global Ecovillage Networkから探すことができる。各エコビレッジの担当者に連絡を取れば、カジュアルに返信をしてくれるはずだ(大抵返信は遅い)。日程の融通も効く場合が多い。気になる人は、まずは「エコビレッジ 体験記」でググってみよう。

とはいえ、普段生活してる場所から離れ、見知らぬ土地にいるなら、何をしてもスペシャルな体験と言える。地元の小さなカフェや海辺で本を読むだけでも、十分に、そこでしかできない特別な体験なのだ。

 

キッチン付きのゲストハウスなら自炊してみよう

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その国のスーパーにはどんな食材が置いてあり、どのくらいの値段なのかを見ていくのは面白いし、勉強になる。普段買わないような食材を買って、可能であれば現地の本屋さんでレシピ本なんかを買って調理してみよう。そのためには、キッチン付のゲストハウスやユースホステルに泊まる必要があるが、探せば大抵の地域で見つかるはずだ。 

 

周りの目を気にしてはいけない

どこの国であろうと、一人旅をする人をどれだけでもいる。特にドイツやオランダ、スイスなどのヨーロッパの人々は堂々と一人旅をする。一人旅をとことん楽しむためには、周りの目を気にしてはいけない。堂々と好きなレストランに入り、堂々と観光しよう。さもなければ、せっかくの自由が台無しになってしまう。とはいえ、これは慣れもある。勇気を出して一人でお店に入り、一人で観光していくうちに、自然と慣れていく。あと、小手先でいえば、カメラを首から下げておくと「写真を撮りにきた」感があり、一人でいる合理性が出る(ような気がする)。

 

好きなように過ごそう

色々書いてきたが、自由な一人旅なのだ。好きな場所に行って、好きなように過ごせば良い。こうあるべきだと、考えすぎずに気の赴くままに過ごせば良い。

 

なお、航空券やホテルの手配方法については以前書いたこちらの記事が参考になるはずだ。

また、海外旅行で最もお得な「お金の持ち方」は、こちらの記事にまとめてある。

 

とにかく安全と健康には気をつけよう

一人旅に慣れてくると気が大きくなって、つい危ない場所に立ち入ったり、夜に外出したくなってしまうもの。よく言われることだが「慣れてきたときが1番危ない」というのは旅の安全についても事実だ。

  • 人通りの少ない場所には立ち入らないこと
  • 暗くなってからは出歩かないこと
  • 見知らぬ人についていかないこと

最低限これだけは守って快適な一人旅を!

 

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